【魚貝類を食べよう】認知症・心臓病・動脈硬化などに効果あり
魚貝類の効果
魚貝類の健康効果と簡単で美味しい食べ方をご紹介します
魚貝類の健康効果の例
- サケ・サバ・イワシなどを週1~3回食べ続けると、心臓病のリスクが最大で36%減少する (アメリカの研究)
- 毎日魚を一切れ以上食べる人は、15年後に認知症になるリスクが61%も低下するという報告があります (日本の研究)
- ほとんど魚を食べない人は、週に1~2回食べる人と比べて動脈硬化など血管の病気のリスクが1.9倍も高くなってしまうそうです (日本の研究)
- アジ・イワシの丸干しは、カルシウムが豊富に含まれ、頭・骨・皮まで全て食べられるので、栄養を丸ごととりこめ、骨を丈夫にする効果が期待できるそうです
- エビの赤い色素成分、アスタキサンチンは、抗酸化力が高くがんの増殖を抑制する効果とが期待できます。 活性酸素を除去する働きもあるので、免疫力が低くなりがちな朝に食べるのがおすすめだそうです。身よりも殻や尾に多く含まれているので、干し桜エビがオススメ
- カツオは、高たんぱくで低脂肪、健康効果抜群です。 鉄分・ビタミンBが貧血対策に、パントテン酸は肌のシミ予防に、カリウムはむくみ改善になります
- マグロ・カツオに含まれる「アンセリン」には、疲労回復や尿酸値を下げる効果があるので、痛風や動脈硬化の予防効果が期待できます
【出典】
- 健康カプセルゲンキの時間 2021.05.09 海の恵み 魚貝類
長谷内科医院 院長 長谷章 医学博士
https://hicbc.com/tv/genki/archive/210509/
魚貝類の健康パワー例
「アジ・イワシの丸干し」の健康パワー
「エビ」の健康パワー
- エビの赤い色素成分はアスタキサンチンといい、抗酸化力が高くがんの増殖を抑制する効果が期待できるそうです
- 干し桜エビは時期的には5月ごろが最盛期で、身よりも殻や尾に多く、アスタキサンチンが含まれています
- 他の栄養素も豊富で、料理に混ぜ込むだけですぐに食べられます
- 活性酸素を除去する働きもあるので、免疫力が低くなりがちな朝に食べるのがおすすめだそうです
エビに含まれる主な栄養
「カツオ」の健康パワー
- 5月が旬のカツオは、高たんぱくで低脂肪、健康効果抜群の魚です
カツオに含まれる主な栄養
カツオに含まれる今注目の成分「アンセリン」
- 【出典】の長谷章 医学博士によると、マグロやカツオなどに含まれる「アンセリン」には、疲労回復や尿酸値を下げる効果があるので、痛風や動脈硬化の予防効果が期待できるそうです
- 尿酸は腎臓と密接な関係があるので、慢性腎臓病の予防効果も期待できるそうです
- 尿酸値が高め(6.5~8.0mg/dL)の成人男性16名が、アンセリンカプセル50mgを4週間摂取したところ、尿酸値が基準内に戻ったという研究結果もあるそうです
5月ごろが旬の初ガツオはお刺身がおすすめ!
- 魚に含まれるオメガ3脂肪酸のDHAやEPAは、煮たり焼いたりすると10~15%ほど減り、揚げ物にすると50%も減少するという報告があります
- たくさん摂取するなら、お刺身がおすすめ
- EPAは、中性脂肪を減らし血液をサラサラにする働きがあるので動脈硬化の予防が期待できます
- 一方、DHAは脳を活性化。記憶力や処理能力を向上させ認知機能の低下を防いでくれる働きがあるそうです
【出典】
- 健康カプセルゲンキの時間 2021.05.09 海の恵み 魚貝類
長谷内科医院 院長 長谷章 医学博士
https://hicbc.com/tv/genki/archive/210509/
カツオのおいしい食べ方・選び方
カツオの新鮮な刺身の選び方
赤い血のようなドリップは、うま味や栄養成分が滲み出たものなので栄養が減っているので、選ぶときは、この2つをチェック!
- 鮮やかな「赤色」をした身を選ぶ
- ドリップが出ていないものを選ぶ
カツオをより美味しく食べるひと工夫
- カツオを3秒程度さっと水洗いし、余分な水分はすぐに取り除く → 生臭さが取れて美味しさがグレードアップする
- 刺身をマヨネーズ醤油につけて食べると、おいしいと【出典】の番組で紹介されていました
かつお節は2つの種類があります
- 枯節 ⇒ カビ付けと天日干しを繰り返して熟成させたもの
- 荒節 ⇒ 煮て骨を取り除き、燻して乾燥させたもの
かつお節の健康効果
- かつお節は、カツオの生の状態の身から6分の1まで小さくなります
- 栄養素が凝縮されているので栄養価が非常に高く、特にアミノ酸が豊富に含まれているそうです
- 私たちの身体は全てたんぱく質でできているので、たんぱく質は人間にとって最も大切な栄養素
- たんぱく質の素となるのが、20種類のアミノ酸です
- なかでも、体内で作る事ができない9種類のアミノ酸は「必須アミノ酸」と呼ばれ、毎日の食事で補う必要があります
- かつお節には全ての必須アミノ酸が含まれているそうです。また、枯節に含まれる鰹節菌は麹菌の一種で腸内細菌を整える作用があるそうです
かつお節の栄養を丸ごと摂るカンタン料理1 茶節
かつお節を直接食べて、出汁も飲み干せるのでかつお節の栄養を丸ごと摂れます
材料(1人前)
- かつお節 適量
- 味噌 大さじ1
- 緑茶 100~150cc
- ネギ・生姜 適量
作り方
- お椀に味噌を入れてかつお節をまぶす
- ネギ・生姜を入れてから緑茶を注ぎ、よくかき混ぜたら出来上がり
かつお節の栄養を丸ごと摂るカンタン料理2 チーズおかかトースト
かつお節を丸ごと摂れるメニュー。さらに、チーズなどに含まれるカルシウムは、かつお節のビタミンDと一緒に摂る事で吸収率がアップするそうです
材料(1人前)
- かつお節 適量
- 食パン 1枚
- スライスチーズ 1枚
- マヨネーズ 適量
作り方
- 食パンにマヨネーズを塗りスライスチーズをのせる
- その上にかつお節をふりかけて焼いたら完成
【出典】
- 健康カプセルゲンキの時間 2021.05.09 海の恵み 魚介類
長谷内科医院 院長 長谷章 医学博士
https://hicbc.com/tv/genki/archive/210509/
魚をあまり食べない人は?
健康のためには毎日魚介類やかつお節を食べるのが理想的ですが、難しい人は和食がおすすめです。
和食がオススメ
- 和食はさまざまな料理にかつおの出汁が使われている
- 出汁を摂るだけでも健康効果が期待できる
【出典】
- 健康カプセルゲンキの時間 2021.05.09 海の恵み 魚貝類
長谷内科医院 院長 長谷章 医学博士
https://hicbc.com/tv/genki/archive/210509/
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
魚貝類は心臓・認知症・血管の病気に効果があります
- サケ・サバ・イワシなどを週1~3回食べ続けると、心臓病のリスクが最大で36%減少する (アメリカの研究)
- 毎日魚を一切れ以上食べる人は、15年後に認知症になるリスクが61%も低下するという報告があります (日本の研究)
- ほとんど魚を食べない人は、週に1~2回食べる人と比べて動脈硬化など血管の病気のリスクが1.9倍も高くなってしまうそうです (日本の研究)
- アジ・イワシの丸干しは、カルシウムが豊富に含まれ、頭・骨・皮まで全て食べられるので、栄養を丸ごととりこめ、骨を丈夫にする効果が期待できるそうです
- エビの赤い色素成分、アスタキサンチンは、抗酸化力が高くがんの増殖を抑制する効果とが期待できます。 活性酸素を除去する働きもあるので、免疫力が低くなりがちな朝に食べるのがおすすめだそうです。身よりも殻や尾に多く含まれているので、干し桜エビがオススメ
- カツオは、高たんぱくで低脂肪、健康効果抜群です。 鉄分・ビタミンBが貧血対策に、パントテン酸は肌のシミ予防に、カリウムはむくみ改善になります
- マグロ・カツオに含まれる「アンセリン」には、疲労回復や尿酸値を下げる効果があるので、痛風や動脈硬化の予防効果が期待できます