目次
マグネシウムの効果
マグネシウムは、相性抜群のカルシウムと相まって、5つの効果があります
マグネシウムの主な働き
- 骨や歯を作ったり、エネルギー代謝をすることにも欠かせない、 体内の「酵素」を活性化させる
- マグネシウムを多く含む食品をよく食べる人ほど、 心疾患の発症リスクが最大で3割も低かったとか、 糖尿病の発症率がおよそ4割も低かったという研究データが示されています
1. 丈夫な骨をつくる
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骨をつくる主な成分はリン酸カルシウムです。マグネシウムも骨の中に存在し、弾力性を与え、しなやかな骨の維持に役立っています
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マグネシウムは、骨や歯にカルシウムが行き届くように調節しているのです
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カルシウムの摂取量が増えるとマグネシウムの必要量も増えます
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体内のマグネシウムとカルシウムのバランスを保つと、丈夫な骨や歯をつくることができます
2. 高血圧を予防する
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マグネシウムは動脈を弛緩させて血圧を下げる働きがあり、高血圧を予防します
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反対に、カルシウムやナトリウムは動脈を収縮させて血圧を上げる働きがあり、これらの量が過剰になると高血圧につながります
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マグネシウムは細胞内のカルシウムやナトリウムの量を調節し、正常な血圧の維持や血液の循環を保つ効果があります
3. 心疾患を予防する
- マグネシウムは血液中のカルシウムの量を調節し、筋肉の収縮をスムーズにする効果があります
- 筋肉の収縮は、筋肉細胞の中にカルシウムが流れ込んで刺激を与え、緊張が高まることによって起こります。マグネシウムはこのカルシウムの動きを必要に応じて抑え、調節する働きを持ちます
- マグネシウム不足によって必要以上に細胞内のカルシウムが増加すると、筋肉の収縮がうまくいかず痙攣や振るえなどが起こり、心臓が規則正しく拍動できないといった症状が起こります
- 筋肉の痙攣が血管壁で起こると、狭心症や心筋梗塞の危険性も高まります。マグネシウムに対してカルシウムの摂取が高まるほど、心臓発作による死亡率が高いことがわかっています
4. 生活習慣病の予防・改善
- Ⅱ型糖尿病患者にマグネシウムを摂取させたところ、空腹時血糖値の低下と血中HDLコレステロールが増加したことから、マグネシウムに糖尿病予防効果が期待されています
5. 精神を安定させる
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マグネシウムは、神経の興奮を抑え、神経伝達を正常に保つ働きがあります。このため、マグネシウムを摂取することで精神的なイライラする気持ちをやわらげ、安定した精神状態を保つ効果があります
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神経伝達を正常にすることで、体温を調節するメカニズムにも関わっています。心疾患を予防する効果
【出典】
- NHKガッテン:心疾患&糖尿病をダブルで予防!すごさ再発見“あの栄養素”とは!?
- 健康長寿ネット 2020.5.22 マグネシウムの働きと1日の摂取量
- わかさ生活 2015.11.17 マグネシウム
日本人はマグネシウム不足?
今、多くの日本人がマグネシウム不足であると言われています。
マグネシウム不足の理由
とかくストレスがかかりがちな現代人。だからこそ、意識して積極的にマグネシウムを摂取することが必要なのです
マグネシウムが不足すると、不整脈が生じやすくなる
慢性的に不足すると?
- 虚血性心疾患、動脈硬化症などのリスクが高まります
- 吐き気、精神障害などの症状が現れたり、テタニー(筋肉の痙攣)を起こしやすくなったりします
- 近年、長期的なマグネシウムの不足が、骨粗鬆症、心疾患、糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクを高める可能性が示唆されています
【出典】
- NHKガッテン:心疾患&糖尿病をダブルで予防!すごさ再発見“あの栄養素”とは!?
- 健康長寿ネット 2020.5.22 マグネシウムの働きと1日の摂取量
マグネシウムを良く含む食材
マグネシウムは豆類や大豆製品、そして魚介類、穀物などに多く含まれています。
古来から貴重な健康食材として知られる稀少な茸「霊芝」は、豊富なミネラル分、マグネシウム・カリウム・ナトリウム・亜鉛・セレニウム・マグネシムなどを含む優良食品です。
- 納豆1パック: 50mg
- 豆腐半丁(150g): 75mg
- アーモンド25粒: 72mg
- わかめは: 130mg
- そば(生): 65mg
- ほうれん草: 69mg
- ひじき(ゆで): 37mg
- 霊芝(レイシ)
【出典】
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
マグネシウムは、骨や歯を作る「酵素」を活性化し、心疾患や糖尿病の発症リスクを3-4割下げてくれると言う、疫学調査結果が近年立て続けに発表されています。私は、毎朝、ヨーグルトと一緒にアーモンド8粒とくるみを食べています。
マグネシウムを含む食品
- 納豆1パック: 50mg
- 豆腐半丁(150g): 75mg
- アーモンド25粒: 72mg
- わかめは: 130mg
- そば(生): 65mg
- ほうれん草: 69mg
- ひじき(ゆで): 37mg
- 霊芝(レイシ)