いい身体づくり

健康で幸せに生きるための情報箱

【 握力 】は寿命バロメーター そのカギはスクワット ★

 

f:id:SakiHana:20200909210744j:plain

握力の強い人は健康で長生きする!

 

握力が低下すると病気に?

 出典の*1 NHKガッテンからの情報です。 結論からお話ししますね、

握力が低下すると、病気による死亡リスクが増加

  • 福岡県の久山町(ひさやままち)での長年の研究の結果、握力が平均より低いグループでは、男性・女性ともに脳卒中心筋梗塞をはじめ、様々な病気による死亡リスクが高くなることが分かりました

握力測定を定期的に行うこと

  • 65歳以下の方は、男性は40kg以上、女性で25kg以上を目指しましょう
  • 理由: 男性で39.5Kg未満、女性で23.5Kg未満だと、総死亡リスクが平均より1.5倍  (久山町での研究結果) 
  • 65歳以上の方は、男性は30kg以上、女性で16kg以上を目指しましょう
  • 理由: 男性で29.5Kg、女性で16.0Kg未満だと、総死亡リスクが平均より1.5倍 (久山町での研究結果)

全身運動を継続すれば握力もUP!

  • スクワットなどの少し負荷が強めの運動を継続的に行っていれば、握力もアップさせることができます

  • 九州大学では、福岡県糸島市で体力が平均以下だった高齢者に向けて、“椅子に座ってゆっくり足上げ運動をする”などの運動を数種類・3か月間指導したところ、ほとんどの人で体力測定の数値が向上。握力も同時にアップしました

  • 特に高齢者の方は、軽いスクワットやウォーキングなど、痛みを伴わない運動からはじめ、徐々に強めの運動を行うことをオススメします

【出典】

 

その理由

 なぜ握力をつけるのに、スクワットなのでしょうか?

握力は腕の筋トレをしても効果は出にくい

  • ヒトは5本の指を複雑に動かすことができるよう進化したため、指を握るために使う筋肉は非常に細い筋肉ばかり。
  • 握力を鍛えようとしてその筋肉に「筋トレ」を行っても、効果が出にくいとされています。
  • そんな握力が全身の筋肉量を反映するというのは一体どういうことなのでしょうか?

そのヒミツは、筋肉を合成する IGF-1という物質

  • スクワットなど、全身の大きな筋肉を継続して動かすと、体内で筋肉を合成する物質が作られます
  • とくに「IGF-1(アイジーエフ・ワン)」と呼ばれる物質は、血液にのって全身に運ばれ、筋肉をどんどん作ってくれることがわかってきています

握力は全身の筋肉量を反映する指標に!

  • 筋肉は手や足以外にも、呼吸に関係する呼吸筋、心臓を動かす心筋、胃や腸を動かす筋肉、さらには血管の一本一本にいたるまで、全身のあらゆる場所にあります
  • 握力を計ることで日ごろから全身の筋肉を動かしているかどうかを推し量ることができる、つまり全身の筋肉量を反映していると考えられるのです

【出典】

 

 

まとめ

 ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。

握力を測定してみましょう

 下のグラフで、平均より少ない人は全身運動を始めましょう。 あなたの、様々な病気による死亡リスクが下がりますように

 

f:id:SakiHana:20200909214908j:plain

スポーツ庁 平成30年度 運動能力調査結果より、年齢別の握力の平均値

全身運動を継続すれば握力もUP!

  • スクワットなどの少し負荷が強めの運動を継続的に行っていれば、握力もアップさせることができます

  • 椅子に座ってゆっくり足上げ運動をする、などの運動を数種類・3か月間実行すると、ほとんどの人で体力測定の数値が向上し、握力も同時にアップしたそうです

  • 特に高齢者の方は、軽いスクワットやウォーキングなど、痛みを伴わない運動からはじめ、徐々に強めの運動を行うことをオススメします

 

 握力測定の際は、医師やスポーツ指導者の指導を受けて行ってください。特に高血圧などの持病をお持ちの方は、主治医に必ずご相談くださいね。