シェアードオフィスとは?
シェアードオフィスは、1社だけが自社のオフィスを構えるのではなく、複数社・個人で同じオフィスを共有することを指します(*1)。
施設によって異なる呼び名
- シェアードオフィス Shared office
- コワーキング Co-working : 事務所・会議室・打ち合わせなどの場所を共有しながら、仕事を行う共働ワークスタイルで、同一の団体に雇われていないことが多い。 起業家・フリーランス・出張が多い職の人たちが興味を持つことが多い
- ビジネスラウンジ: 待合室のことで、空港ラウンジなど公共の休憩室やロビー、家庭内の居間などくつろげるスペースで、シェアードオフィスを提供する企業がこの名前を使うことがある
- レンタルオフィス: 貸しオフィス
- プロジェクトオフィス Project Office:定期間複数社が参加する
【出典】
訪問した、シェアードオフィス
結論
KRP Biz Next(京都市五条七本松)に決めて1.5か月利用しましたが、すぐ解約しました。 お勧めできません。 詳細は以下ご覧ください。
KRP Biz Nextを解約してわかったお粗末な事務処理
- 1年以上の契約だったので、途中解約は違約金2ヶ月分の支払いが必要であるが、預かり金1か月分などを相殺するよう依頼したが、できないとの返事
- 月途中の解約は可能だが、一旦1か月分を請求し、あとで日割りでマイナスの請求書が来る
- マイナスの請求書は本来KRPが支払うべきで、こちらの金融機関の振込先を聴いてきてもしかるべきなのに、連絡がない
- マイナスの請求書を放置しても一切連絡がない
- 違約金の請求は、解約後2ヶ月もかかる
- 違約金の請求を支払わず放置すると、すぐ(5日後)催促のメールが来る。 自分のマイナスの請求は放置しても、なにも言ってこないのに、一方的
- 違約金の支払いに、預かり金を相殺してくれるならすぐ振り込む、と連絡すると、OKの返事。 結局、最初の「相殺処理はできない」というのは「システム上めんどくさいのでやりたくない」ということの照明
- 預かり金の保証書(書面)は持っていたが、解約時にコンシェルジュ(受付)に私に行ったら「返却は不要です」との回答。 にもかかわらず、9月25日にもなって、預かり金の保証書を郵送で送れ、との連絡
- 上記、おそまつな事務処理だけでなく、全ての処理が別の担当者で、ばらばら、一貫性のない要求をしてくる。 こちらが事実をもとに改善要求すると、謝罪と対応はしてくれた。 が、大会社の官僚的なしくみと、ばらばらの担当制は、どうしようもない
------------- 下記はシェアードオフィスを検討した時点の情報 ----------
私は2012年9月より個人事業を始め、京都の中心街でシェアードオフィスを借りています。 事情があって、10年間使ってきたシェアードオフィスを、他の所に変える必要があり、1週間で16件を調査し、7施設を見学し、一番評価の高かった、KRPのBIZ NEXTという施設に決めました。【2023.9.25改定】事情がありKRPを途中解約したところ、非常にお粗末な対応があり、結果として、解約してよかったと思っています。
訪問した、京都のシェアードオフィス
- KRP BIZ NEXT
- THE HUB 四条烏丸
- Groving Base
- BIZcomfort 四条烏丸
- BIZcomfort 三条木屋町
- Regus 京都四条烏丸ビジネスセンター
- Common Room 四条烏丸
【出典】
わかったこと
個人で、京都の中心街でシェアードオフィスを借りるにあたり、10年シェアードオフィスを使ってきた経験から、私なりの評価基準をもって見学しました。
その結果、意外な発見があり、評価基準の優先度が変わりました。
見学する前の、優先度順評価基準
- 月額利用料:現在は16,500円/月 払っている
- 利用者間でもめ事を未然防止するしくみ
- 例:苦情対応・挨拶・交流の場など
- 仕事に集中できる環境 (外が見える窓・騒音有無 ・綺麗さなど)
- 付帯サービス
- フリードリンク
- 複合機と使用料
- ロッカー・冷蔵庫・電子レンジ など
- アクセス: 自宅からの距離・交通便のよさ・歩いて30分以内
- 2-30人が入れる会議室 : 私が毎月セミナーを主催しているため
見学して分かったこと
- 受付・コンシェルジュがいるところが多い
- 困ったときに助かるが、コスト要因でもある
- 無人の施設が1か所あり、見学時は大阪から電話で開錠してもらい、電話で見学ガイドしてもらった
- 多くの施設は、利用者間の交流は否定的
- 名刺交換・あいさつなどは避けたいという、利用者の気持ちを重視
- シェアードオフィスを、3つに分類して使い分けている。例えば
- Silent Booth : 電話・Web会議・食事禁止エリア。 タイピングも静かさが求められる
- Cafe Booth: 会話・Web会議・電話・食事OK
- Work Booth: Web会議・食事禁止、電話10分以内はOK
- 60-90分以内で予約制で使える個室を設けているところが多い。
- Web会議や、電話で大きな声を出したいとき用
- 個室オフィススペース(個室レンタル)を併設している
- Free Drink (Coffee、緑茶など)を提供
- 複合機(CopyやPrinter)は常設だが、白黒・カラーの価格はまちまち
- 多くはコンビニの価格同等か安くしている
KRP BIZ NEXTに決めた理由
実は、徒歩で30分と一番遠く、価格が他に比べ2-3倍の一番高い所を選びました。 その理由は、、、
- 2-3年は使うと考え、7か所を比較すると
- 利用者が自分の年齢層(要は年配者)に近く、礼儀をわきまえない人は少ない(だろう)
- 2-30人をカバーできる会議室が併設されていて、会員には20%割引の特権がある
- 値段やマイナス要因をカバーする選択肢
- 窓があり、広々感、高級感あふれるLounge
- 担当者が様々な要望に、柔軟に対応できる
- 一日無料利用体験ができる
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
一旦、KRP Biz Nextを借りる決断しましたが、1.5か月で解約し、その結果ひどい解約処理に遭遇し、やめてよかったと思っています。
年配 個人事業者が選ぶべき シェアーオフィスの条件
- 2-3年は使うと考え「幸せに仕事する環境」とは?
- 利用者が自分の年齢層に近く、礼儀をわきまえない人は少ない
- 自宅から近いなどの、便利な場
- 入居者同士の交流の機会があり、選択制で参加できる