フリマとは?
フリーマーケットの略で、語源は英語でFlea Market(蚤の市)と綴ります。
京都市内の佛光寺で初めてのフリマに応募・出店しました
フリマのプロに接して発見がありました
実家の整理中の私にとって、とっても大きな気づきを得ることができました。
- 実家など、親の代の古い家を整理したり、自分の家を断捨離したいときに、大量に出る品は、フリマのプロに売るのがとってもいい
- 処分したい食器や、着物、石鹸、飾り物、道具類などは、よくチラシが入る、廃品回収業者は、無料の引き取り対象が限定され、それ以外は持って行ってくれません
- よくある「着物高価買取」などで宣伝している業者は、実際に欲しいのは貴金属類であり、着物は家に入るための手段のことがある
- フリマのプロは、フリマで仕入れる : 隣に出展されていたTさんは、もう20年以上毎月10日ほど出店されているプロの方で、とっても親切に、「初めての佛光寺の様子を見に来た」「今日は売れそうにないので、他で売れそうな品を仕入れるつもり」など、いっぱい教訓を得ました。 さらに当店から23点も買っていただきました
出店して多くの発見がありました
結論から申し上げて、初めての出店でとってもいい経験をし、フリマとは何か? 大きな気づきを得ることができました。
- すべて売り切るなんて、アリエナイ
- 近所の知り合いはありがたい : 売り上げの35%
- 値段決めは、絶妙のセンスが必要 : 多くの店が一品100円~500円の価格帯で売っていた。 古着のように不用品を処分するという価格帯であること
- フリマには、出店のプロがいる: 深ーい経験と、何が売れるか、価格設定、京都のフリマ事情(いつ、どのフリマで何が売れるか?)などを熟知されている
- 刺繍類は、岡崎の平安神宮で毎月ある「岡崎フリマ」がいいだろう
京都市内での有名なフリマ
京都市内で定期開催されているフリマ の一例
- 岡崎 平安神宮で、夏季を除き毎月開催 出店料3500円: 岡崎フリーマーケット – NPO法人プラスワンネットワーク
- 京都市上京区 上御霊人社 「さえずり市」 出店料 1500円 毎月18日:
- 京都市北区 今宮神社 「今宮の市」毎月1日開催:
フリマ出店のプロから聞いた話
- フリマでは、例えば10時開店の場合、出店者が店を広げる9時頃にプロが買い付けに来る。 品を広げている店を物色し「これは売れる」と思った品を箱ごと買い取るなど、フリマを仕入れの場としている
- フリマに買い付けに来るプロは、自分で売る金額の半額以下で仕入れる
- フリマごとに特徴があり、この市では野菜、この市ではアクセサリー、など売れる商品が異なる
- 毎回出店していると、おなじみさんが楽しみで買いに来てくれる
- 出店には、出店料・往復の運搬費(自家用車なら駐車場代)・店番アルバイト料金、など必要経費がかかる
アメリカのフリマ = Garage Sale
アメリカでは、フリマが定着していて、地域新聞の3行広告に載せるか、Webにのせると、かなり容易に売れる文化が定着しています。
- アメリカ合衆国では、家の周りが芝生で広いこともあり、自宅前でガレージセール(Garage Sale)として、家庭で余ったものを売ったり、引っ越し前に不用品を一掃する目的で、タウン誌などに掲載し、いつでも売り出しができます
- 私は、30年前2年強、テキサス州 Houstonに赴任経験があり、日本に帰国する前に、フリマで持って帰れない家電製品などを一挙に売ることができて、アメリカ文化を体験できました
- その時、知ったのは、開店中に、その道のプロがすぐに買い付けに来て、例えばテレビなど(日系人ビジネス家族のように、手放す家電商品などに目をつけて、一番に買い付けに来る)
- 同様に自家用車は、新聞広告に載せたら、多くの人から購入希望連絡があり、簡単に売れたことを覚えています
フリマに出店した理由
実は、母の実家の押し入れには、山ほどの食器・季節の飾り物・着物・洋服・防止・道具類など、大量の品物がいっぱいありました
母が施設に入ってから、家の整理を始めたら、50年以上かけて、母が縫ってきた大量の刺繍が見つかりました。
すでに、家族・友人には配っているので、捨てるのは母に申し訳ないし、もったいないという気持ちで迷っていました。
刺繍を見つけて、フリマに出店するまで
- 母の寝室の整理箪笥の中や、家じゅうの壁に飾ってある額縁入りの刺繍などを全て、座敷に集めました
2023.7.2のフリマ を、町内の知らせで知る
- 気づいたのが、2023.6.28 で、急に連絡するも、快くOKを佛光寺のごたんとうから頂き、ほっとして
- さっそく、フリマ未経験者として、悩みました
- 値段は? 出店する品選び? 出店のためのビニールシートや値札、おつりの準備などを悩む、、
フリマに出店する品を選定
普通の乗用車レンタカーに積めるよう梱包
- 出店する刺繍のサイズ別に、梱包
- 便利だったのは、お布団用のチャック付き袋が2つあって、多くの刺繍を中にやさしく入れることができました (下の右)
フリマでの売れ行き
2023年7月2日 佛光寺で開店したら、だーれも来なくて、これは一品も売れないか? と思いましたが、おかげさまで、40点ばかり売ることができました。
2023.7.2 11:00-15:30 の間に 1万余円売り上げました
- 母に感謝です
結果
- おかげさまで、16人の方から、約40点、総計1万円余売れました!
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
町内の回覧板に載っていた、フリマの案内から始まった初体験、、結論は「出店してよかった」「断捨離に大きな効果がある」ことでした。
フリマ経験で得られたこと
- 母が50年余作ってきた刺繍を、広く、多くの方に知ってもらい、飾っていただけた
- フリマ出店の経験ができ、フリマ出店のプロと知り合うことができた
- 結果、実家の整理で多くの断捨離の品が、お金を払って処分するより、フリマの方に仕入れていただき、多少でも収入にすることができる
- 未知の回収業者に品物別にコンタクトし、信頼できるかふあんになりながら、ことを進める必要がぐーーっと減った